4月1日。桜の花咲く頃に、社会福祉法人梅田福祉会にも8名の新入職員を迎えました。
経験者の方もいらっしゃいますが、半数以上が学校を卒業し、初めて社会に出るフレッシュマン。社会人の第一歩として、各部署の長が講師になり、1日研修を開催しました。
きざきの郷副施設長の茂木の授業風景。
特養に長く勤めていたこともあり、「介護とは」というお話から始まり。
新入職員に身をもって介護される方の思いを感じてもらおうと、おむつを着用してもらいました。・・・ズボンの上からですよ、もちろん。
梅の郷特養では、数年前からおむつ外しに取り組み、70名定員の特養でおむつ使用者が約1割ほどになりました。必要の無い方におむつを使うのは、職員の都合。流れに沿った介護ではなく、ご利用者にとって、自分で1日の生活スタイルを決められる施設を目指し、今なお奮闘中です。
大浴槽をやめて、一人一人に寄り添った入浴ができるよう、個浴に改装したり、ご利用者をグループ分けしてより個人の情報を頭に入れられるようにしたり。常に新しいものにチャレンジし、少しでもご利用者が心安らかに過ごして頂けるように。茂木副施設長の取り組みに、新人の方も真剣に耳を傾けていました。
新人の方々に教えながら、講師の我々もまた、原点に立ち返り、フレッシュな気持ちを思い出しました。
新しい仲間と、社会福祉法人梅田福祉会も、新しい一歩を踏み出しました。