はい、みなさんご一緒に?
「しまおんせーん」
そうです。群馬県民なら必修科目、上毛カルタでおなじみの四万温泉に行って参りました。事務局長の下山です。
他県の方にはなんのこと?と思われるかもしれませんが、群馬県民はカルタで群馬県の名産や名勝を魂に刻み込まされます。その中でもヌードの女性という、小学生男子が取るにはちょっとハードルが高いのがこの四万温泉の札。
私群馬県民でありながら、四万温泉は40年の人生で初のこと。どうしても手前の伊香保や奥の草津に行ってしまいがちなのでした。
しかし、「四万ブルー」と称される湖や清流が良い!との他県生まれ、タウン誌編集で今や私より群馬に詳しい奥さん情報で、四万温泉日帰りツアーを敢行することになりました。
四万温泉までは自宅の桐生からですと、下道でジャスト2時間。ドライブには丁度よい距離ではないでしょうか。見えてきました、最初の目的地、四万湖。
おお!四万ブルー!
おお?
水、少なッ!
そうですね。夏ですものね。
湖面の色は驚くべきブルーなんですが、水量が少なく壁面が露出していて。いささか興ざめな感じでございます。
続いて見所その2、四万の甌穴群へ。四万湖から温泉を通り過ぎて戻る感じです。
ここ、いいね!
いいね!?
いいですね~!!
すごく涼しい。そして水がすご~~~く綺麗。
甌穴ってのは、水が渦巻いて地面を丸く掘り下げた穴なんですが、景観が凄い。久しぶりに景色で感動しました。これで駐車場も無料と、おすすめスポットでございます。
続いて日帰り温泉へ。奥様は先に昼食じゃないのかとおかんむりでしたが、無視して温泉へ。さすがに国民保養温泉地に初めて選ばれた温泉場だけあって、すごく良いお湯でした。濁りのない透き通ったお湯で、四万の病も治るという伝承にも納得。
やる気の無い食堂で腹を満たして、最後のスポットである温泉街、中でもあの千と千尋のモデルとなった旅館と言われる、積善館を目差しました。
ここはあの千尋がラストシーンで頑張った橋でしょうか。その向こうになんともレトロな趣のある旅館があります。ちょっと伝わりにくいので、公式な写真を引用させて頂きます。
どうです?良い感じでしょ?
これは一見の価値ありだと思います。
四万温泉、皆様も是非訪れてはいかがでしょうか。